食事を味わう場であるダイニングルームの照明には、食材をおいしそうに見せてくれる照明が大切です。このことから、テーブルを照らす光は白熱電球の照明がいいでしょう。蛍光灯は、色の見え方に問題があり(本来より青みがかってみえる)、食材の色が悪く見えてしまうのです。また白熱電球は赤みを帯びた暖色系の色ですが、暖色には食欲増進作用があります。ダイニングルームのインテリアもできるだけ暖色系でまとめた方がいいと言われています。
さて、ダイニングルームでのおすすめ間接照明器具はずばり「ペンダントライト」です。天井から吊るすタイプの照明で、ダイニングテーブルの中央真上にテーブル面から60~80センチの高さになるように設置します。(立ち上がる際ぶつからず、着席時にまぶしくない高さ。)ペンダントライトの傘を通して、斜め上からやわらかい光が差すことにより、人の表情の美しさや優しさが引きたたせてくれ、暖色系の明かりで食事もおいしそうに見えて、一石二鳥です。わきあいあいとしたダイニングにしてくれることでしょう。
また食事のときに部屋全体を照らす主照明を消し、ペンダントライトのみにすると、人の気持ちが自然にテーブルへと向き、食事に意識を集めることができます。呼んでもなかなか部屋から出てこないお子さんもいらっしゃるとは思いますが、日々このような照明で食事をしていれば、だんだんとすぐに集まってくるようになるのではないでしょうか。またダイニングルームの角にスタンドを置いて点灯すると、部屋の奥行きを演出すると、よりいっそうテーブルを引き立たせる効果があります。レストランのようなちょっといい雰囲気にできるのです。